2006年4月28日

オーストラリアのインターネット事情(田舎編)

オーストラリアのインターネット事情について書いておきます。

インターネット環境については二つに分けられ、都市と田舎で大きく異なります。

今回は田舎を書いていきます。

田舎のインターネット事情ですが、ハッキリ言いますが

ほとんどできない

前提で居るほうが楽だと思います。

手段としては、ダイヤルアップ・ネットカフェ・図書館・電話局・バッパーあたりかなと。



一番現実的なのがモーテルに宿泊し、ダイヤルアップで接続することです。オーストラリアにも様々なプロバイダーがありますのでそれを利用してもいいでしょうけど、あまり値段も変わらないようならSo-netのローミングが便利です。特に自分のような移動する旅の場合、アクセスポイントがどこにあるかは重要です。So-netの場合はオールラウンドナンバー(オーストラリア全域共通番号)があるので、どこで繋いでもローカル料金で済みます。

速度は田舎であれば28.8kbpsってところです。これしか選択はありません。高速なネットがいい!というのも自分も同じでしたけど、そんな贅沢は言ってられませんでした。

なので最も簡単に繋ぐ方法といったらそれが近道です。現地のプロバイダーとの契約も簡単にできるモノもありますから、いいとは思いますが為替リスクも減りますし、自分はSo-netで正しかったと考えてます。

ちなみに田舎のオージーの大半はダイヤルアップです。それほど日本のように使わないんです。メール程度だからそれでいいんじゃないでしょうか。

あとモーテルからの電話代ですが、少し割高な設定をされていますので、一回(時間無制限はどこも)50cから1ドルといったところで、平均的には65cか70cという所です。


ネットカフェですが、地域にもよります。例えばニューサウスウェールズに入れば町の数も増えますし、確かにネットカフェはそれでも見かけます。ただ数は明らかに少ないので実用性に欠けるとは思います。特に西オーストラリアではもうパースぐらいしかないと思います。そのぐらいありませんので、あてにしないでください。

あと都市編でも書いたような日本語環境はほぼないと思います。自分でインストールするしか方法はないんじゃないでしょうか?あまりに非現実的な方法だとは思いますけど。


現実的なのは図書館です。小さな町にも図書館はありますので、行ってみてください。たぶんタダでネットができると思います。しかし問題は速度なのです。速度が田舎は基本的に遅いので話になりません。ISDN並でもできるだけマシだと思ってください。

しかし問題はまだあります。田舎のパソコンというのは、日本人なんて使わないので日本語の表示すらできないのが当たり前です。更に図書館は一応公共?という立場からか、きちんとしたセキュリティをかけてある所が多く、権限を与えてくれないことも多々あります。なのでインストールには交渉する必要がありますし、それを許可してくれなければ何も役には立たなくなるでしょう。

でも図書館のパソコンは新しいのモノが多く、XPのパソコンがほとんどでした。なのでUSBの使用は容易だと思います。

そして持ち込みの場合も同様です。持ち込みのほうがあまり警戒されない気がします。そのため後は繋げさせてほしいとだけ言って、試させてもらえばいいと思います。「俺はコンピューターのプロだ」と言っても日本人(アジア人)というだけで警戒されまくりますけど…。あの人達の警戒を解く方法って何かないものなんでしょうかねぇ。

しかし図書館によっては使用するためにはパスポートなどの身分証明ができるものを提示し登録する必要があるところもあります。その場合、電話番号や、泊まっている場所なども必要だったりします。一日程度の使用でそれをされるとたまったもんじゃないのですが…。


図書館もなさそうな小さな町にもネットはできます。それは電話局です。なんていうのかなー電話局という括りでいいのかな。コミュニティーセンターみたいな形になっているところもあります。

ここは有料でネットができます。しかしまあDSLの底辺クラスの速度で、結構高かったりします。1時間5ドルとかそのぐらいで居たほうがいいと思います。

こっちは有料なのでスムーズにできるとは思います。宿泊先などで聞いてみれば情報は掴めると思います。


あとはバックパッカーズです。

バッパーはインターネットサービスとしてほとんどでやっています。ただし、それも変な端末が多く自分には使い勝手の悪いモノが多かったかな。コインを入れて使ったり、受付で支払って番号をもらって、その番号を入力すると指定の時間接続できるとかそういうものなんですが、日本人が使いやすいのかは微妙です。

そうでない端末に関しては田舎は日本語が表示できないところが多いし、入力なんて更にできません。無線もないし、線だけ借りることもできないですね。

同じような端末がロードハウスにもあったりしますが、使う気にはなれません。


田舎にも無線LANサービスみたいなものがありますが、1時間12ドルとかわけのわからない値段が付いてますし、それを自信持って提供しているのだから呆れ返ります。

どっちにしてもオーストラリアの田舎はたぶんこの先もそう変わらないと思います。

インフラの整備は進んだとしても、年寄りのオージー達が必要としているとは考えづらいですから。

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