オーストラリアの自転車の交通事情
オーストラリアでは自転車は日本のような歩行者的な扱いではなく、どちらかといえば自動車に近い方で扱われます。そして理解は日本以上にあります。
日本では自転車をバスや電車といった公共機関に乗せることはほぼできません。バスは荷物のスペース関係もありますが、電車は到底無理でしょう。CO2を本気で削減したいのなら、自転車の利用をもっと増やすというのは一つの手段に思えるのですけどね。そうすれば運動不足は解消され、社会保障費の削減に繋がると思うのですが…。
しかしオーストラリアでは電車にそのまま乗せられますし、全く問題ないことがほとんどです。だから行きだけ自転車で帰りに列車で帰るということも可能なのです。
そして絶対にしなければならないのはヘルメットの着用です。これは必ずしましょう。日本と違いみんなしてますので、した方が気は楽ですよ。実際自分も最初は抵抗がありましたが、最初の二日だけで、その後は着けるのが当たり前です。
まずは市街地から書きたいと思います。市街地の自転車の交通は比較的簡単です。というのも車道の横にはだいたい自転車専用のレーンが設けられているからそこを走ればいいのです。
しかし自転車専用レーンも不便なときがあります。というのは、途中でなくなるのです…。これに迷うことが自分は多々ありますが、無くなっても車道の左端を走ってしまえば問題ありません。日本のように「てめー邪魔なんだよ!!」みたいなドライバーはほとんどいません。自転車が車と同様に走ることは当たり前なので、そんなことはありません。
ただ注意したいのは、自転車専用の車線の左側にはだいたい駐車スペースが確保されています。多くの車は車道に戻るときは後方を確認しているので問題ないでしょうが、問題はドアです。自転車で30km/hも出して、ドアが突然開いたら止まれませんし大事故になります。ドライバーが居て今にもドアを開けそうな場合は減速するか車道に少し入るなど何かした方がいいと思います。
あと歩道を走るのは危険ですのでやめましょう。イチイチ言われたりはしませんが、あまりいい顔はされない気がします。自転車は車道へ!というのが常識的な感じがします。
なお右折したいときですが、自動車と同様に矢印の書いてある右折レーンに並びましょう。これは車のところに入ってもかまいませんし、煽られたりもしないのでそうしてください。
ただ自分の場合、荷物が重すぎて加速力がほとんどないのであまりに広い道路の場合、安全を考えて二段階右折にて渡っています。でも一般的なので自動車と同様に従ってください。怒られることはありませんので。
では郊外ではどうなのか?と言えばいろいろとあるので、郊外の一般道から書きます。
一般道ですが基本的に左側の端を走れば良いだけです。どんな大きな道路でも禁止されていれば別ですが、オーストラリアでは高速道路並の道路でも「馬などの動物・歩行者・自転車」などの事を考えています。日本では自動車専用道路として排除してますが、そういう冷たさはありません。きちんと様々な人の交通手段として考えられています。
なので基本的には自由ですので遠慮無く走ってください。
路肩ですが、基本的な一般道路ではせいぜいあっても30cmから40cm程度ではないかと思います。場所によっては白線までで何もない場所もあります。
自動車側ですが7割近くのドライバーは自転車に対してきちんとした配慮をしてくれますので、あまりギリギリでは走ったりしません。郊外では100km/hが当たり前ですので、ギリギリで走れば殺しかねませんので普通にそうなります。
しかしそうでない人達ももちろん居ます。基本的に若い人達はギリギリで走り、何か奇声をあげて立ち去ります。彼らは猿並の頭しかないので、何かを見ると声を上げたくなり、自分を見てもらいたいという衝動に駆られてしまうようです。ですので白い猿が今日も絶好調で吠えてるぜ!ぐらいの気持ちで居ましょう。気にしていたらきりがありません。あとスクールホリデーの始めになると学生が都会から離れますが、飲酒運転が横行しますので気をつけてください。その時期になると飲酒の検問も増えますので、飲酒運転が横行している証拠だと思います。
なおそういう学生はすべての車に中指を立てて走ったりと、日本では考えられないようなものを見られると思います。相手にするのはやめましょう。日本でそういうやつがいれば、影でボコボコにしてもいいとは思いますが(笑)、オーストラリアではやめておきましょう。別にオージーが特別強いとは思いませんが、裁判になれば明らかに不利になりますので。猿が自己満足でいきがってやがるぐらいで流しましょう。というかオーストラリアでは暴力が格好いい的な風潮も感じられますし、暴行事件はとても多い国なのでやめましょう。からかうとたぶんすぐに殴られます。理性がない連中ですので、相手にしないことが一番得策です。
あとトラックですが、トラック運転手はどの国も頭が悪いのでしょうか…。大きい分強くなっちゃった気になるのかもしれません。基本的には乱暴な感じがします。とはいってもやはり高速区間では接近して走る車はとても少ないですが、一般車よりも乱暴な感じです。轢き殺されても泣き寝入りみたいなものですので、気をつけましょう。オーストラリア人が日本人のためにしっかり捜査するとはなんだか思えません。日本という国自体もしっかりしてないから調査しなくても「先方はしたといっているんだから」とそれだけで終わらせそうだし。
最後に、フリーウェイとハイウェイについて書きます。
ハイウェイというのは、高速道路とは少し異なり、自分のイメージでは国道って感じです。幹線道路という感じでしょうか。
ですので自転車で走るには問題ありませんし、だいたい自転車以外であっても走る道路はほとんどがハイウェイに含まれてしまうと思います。特別な道路というわけではありません。路肩などもその区間によってマチマチといったところです。基本的には30cm程度の狭い所を走るという感じで片道一車線の所がほとんどでしょう。
そしてフリーウェイ。
フリーウェイというのは大きな町にしかありません。シドニー・メルボルンなどの大きな町に入るには必ず通らざる得ない道路になります。
フリーウェイとハイウェイの違いですが、基本的に道路が片道二車線以上と太くなります。そして車もどこからか集まってくるため交通量がとても多いのが特徴です。
更に自転車は制限を受けることが増えます。
進入口に「NO」と書かれて何が通行してはならないかと書かれていますので、その指示に従いましょう。無視しているとパトカーが通過したときに絶対に止められるでしょう。というのも確かにフリーウェイで行く方が最短ではありますが、交通量が多すぎて危険なため禁止されているので、従いましょう。
自転車はどの程度規制されるかと言えば、ハッキリというとその道しかない道路の場合、まず規制されることはありません。きちんと自転車に配慮された形になっていますので走行しても平気です。しかし次第に都会に近づくと道がいくつか出てきます。そうなるとだいたいフリーウェイから自転車は排除されます。
実際メルボルンからシドニーに向かう道路はフリーウェイ区間が多くありますが、ここしか道がないため歩行者・馬などは禁止ですが自転車は禁止されていません。他のルートがないのだから規制されてはたまりません。
フリーウェイの特徴ですが、自転車に対してはとても配慮されているのが特徴で走りやすいと感じることでしょう。路肩は2m以上は確保されているので、車一台が余裕で走れるほどのスペースがあるので大型トラックが通過しても全く怖くありません。
更にフリーウェイはハイウェイと違いあまり高低差がありません。比較的なだらかに作られていますから、自転車としてはとても助かります。
よく旧道が混ざっている区間もありますが、旧道というのは坂が多くてトラックが遅くなるためフリーウェイを作った感じの所が多いので、基本的には登りがありきついので注意してください。フリーウェイを走れるのならそっちをずっと走る方が楽です。
あとオーストラリアの道路は一度上がると尾根に道を作る傾向があるので、上がってしまえば楽というパターンは多いです。
なおトンネルですがほとんどありません。アデレードの先に一つあるのは知ってますが、自分が走ったルートではトンネルは一度もありません。コストが高くつくトンネルは利用しないのでしょう。あとオーストラリアでは道路の建設費がどの程度使われたかと書いてある標識が多いです。1mあたり250ドルとか書かれています。納税者としてどう利用されているか知るのは権利だと思うので、これはオーストラリアを見習ってもらいたいものですが、日本だとくだらない橋に10億とか書かれて批判どころか呆れ返りそうですが…。
2006年2月25日(土曜日) 9時15分9秒

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