11/26 何もかもが込み上げて大泣きしてそのまま連泊決定。
今朝は7時頃に起床して、朝からコーンフレークの残りを食べながら支度をする。
しかし何か朝からおかしかった。まず一つは故障がなかったことで自転車に対して不安が全くなかったのが、初めてスポークが折れたことで何かびびってしまったのが一つ。とはいっても実際にはこれだけ町のある区間ならなんとでもなるのは事実なんだ。でも無敵なのかなと思っていた物に亀裂が入ると、過剰にびびってしまうんだよね。
それもあったし、マリアンさんがとても優しかったことや、彼女の犬のポピー(名前)がすっごくかわいくて、前に飼っていた犬を思い出してしまったこと、なんかからなんだかわからないけど精神的に凹んだ。
荷物を作りながらもペースは遅く、そのうちここのマネージャーがお金を取りに来たがなかなかいい人だった。
確かにここで連泊したいという気持ちは既にあった。しかし課題はスーパーがないことだった。35ドルは決して高くはない。安くもないが料理ができて、ベッドで寝られて電気があってテレビもあって、ポット・トースター調理器具などなんでもあるのだから、かなり生活はしやすい。そして更に優しい人が居る。自分にはなんだかノースマン以来のピッタリ合うところだった。
でも、今日は離れないといけない。次の町に向かうんだ。そう思って支度をし続けた。
しかし今日がいつもと違ったのは、なんだかわからないけど、そう強く行くんだと思うと、涙が止まらなくなった。どうしていいのかもわからない。旅は続けたいし帰国する気はない。でも我慢できない何かが心の中から底を抜けたような感じだった。
しばらくして落ち着いてからもう一度外に出て、気晴らしにと少ししたら、マリアンさんとポピーが居て、もうダメだった。人の前で泣くなんてって思ったけど、コントロールのしようがなく涙が出てきた。
泣いている間、マリアンさんは黙っていてくれた。口を自分が開いて
『毎日毎日、走った。二ヶ月間ずっとね。でもいつも一人なんだ。』
するとマリアンは「だったら家に帰る?」というので『いや』という。
「今日は休む?」というから『まだわからない』というと、うーんと考えていたので「食べ物がないんだ。食べ物さえあればね」というと『だったら午後からGoolwaに行くから、一緒に行く?』というので「うん」と答える。
それから一度マリアンのキャラバンの前に戻り、机の上でいろいろと話す。地図を見せて、どう旅行してきたかとか、これからどうするかとかね。あとは日本に英語教師で行った人が友達にいるからと電話するも、その人は香港に行っててそれで終わり。
今考えてもなぜ泣いたのかわからなかった。ここ最近は基本的に宿にも泊まれているし、環境もそう辛い環境ばかりではない。でも心のストレスの限界が意外にもここで出たのかもしれない。
何度も書いているけど、食べ物は合わないし、日本食も食べたいし、かといって宿代ももちろん抑えたい。そして人とも知り合いたいとかいろいろと思っていた。そういう少しずつの何かと、今回のいくつかの要因が重なって限界になっちゃったんだろうなと思う。
キャンバルダやノースマンといった町はあれ以来なかった。久しぶりに近い町がここCLAYTONだった。ただスーパーがないんだけどね。
その後、いろいろと話もした。マリアンさんはなんと、定年退職してここで働いているんだそうだ。それで前は何をしていたかというと、アデレード大学の、人類学の教授で25年間教えたりしていたそうだ。
確かに話し方も決して悪くないし、いろいろと知識も豊富だとは思ったが。
日本語は40年前にならったけど忘れたと笑っていた。確かに40年じゃあね。
そんな話をいろいろとした後に、Goolwaに行くからと支度をしたので自分もする。ポピーはマネージャーの家に置いていくから先によっていくというも、マネージャーはおらず、一緒に行くことになった。
Goolwaは昨日自分が寄った町なのでもちろん知っている、車だと早いものだ。これだけ長い時間乗ったのはもちろん初めて。速度も90km/hぐらいで移動するも遅いので実際にはドンドン抜かれていた。
オーストラリアの道路はまず田舎はほとんど信号はない。ある程度まともな町ぐらいにしかない。そのため、町と町の間はだいたい100km/hは出せる。ただし日本の高速道路とは比較にならないほどカーブが多いし、日本ならいいところで50km/hだろうという道路でも100km/h出せるので、ガンガン飛ばす。そして町が近づくと最高速度は落とされ、特に学校近くでは25km/hなどになる。日本は過密している国なのでこの方法は使えないけど、なかなか効率的な仕組みだとは思う。何より距離がありすぎる上に人なんて歩ける距離ではないから人が居ないという前提なので、猛スピードで走れるんだよね。
そしてまず買い物を済ませる。スーパーで自分は降りて、マリアンさんは待っているというのでとっととしなきゃ後は思いつつも、ある程度は時間が必要なので少しはかかってしまった。実際には何か他の所で買い物をしていたようで、自分が戻ったときには不在だった。
このGoolwaで思ったのは、普通のスーパーマーケットに出前一丁とか日本食が結構あったことである。アジア系のスーパーよりも価格こそ高いが普通に売られていた。めんつゆもあったし、すし酢とかもあったしね。カレー粉とかみそ汁は見てないな。出前一丁は85セントだった。ただいつ、手にはいるかわからないから7個も買ってしまった。やはり高くても日本食は合うからね。
後は二泊して更に電子レンジもあることから米を買う。やっぱり米が食べたい。これでみそ汁と米が揃うし。それとオレンジとレタス1個を購入する。それといつものように肉を買うも少し高かったな。でもご飯に合うおかずは肉しかないので仕方ないんだけどね。
あと調味料で照り焼きソースが無くなったので、照り焼きソースと醤油をノースマンで捨てて以来、再度買う。これはペットボトルに詰めて持ち歩く。玉子もできるだけ食べるようにしているんだけど、やっぱり目玉焼きには醤油がないと食べた気がしないんだ。ということで最後に玉子と牛乳を購入して終わり。
合計で34ドルかっちゃったよ。高かったのはやっぱり肉かな。全部で10ドル。あと醤油と照り焼きで6ドル、これだけで半分だからでかいね。
その後、マリアンさんと合流して移動すると、「これから友達の所に寄っていくから」というが自分はほとんど意味のわからない単語があって事情が全く飲めていなかったが、まあ悪いことはないだろうしと了解した。
道に迷いつつも無事にたどり着く。「ここでランチを食べるわよ」とのこと。ほーと思って中に行く。
ある家の庭に大きなテントが建てられていて人が続々と集まってくる。みんな親切で挨拶をしてくれるのでこちらからも挨拶して始めましてと握手を交わす。
しかし大半は老人で一体なんなんだろうかと思っていた。何よりよくマリアンさんが話の中でフェリーがどうのとかいろいろと言っていたから、なんなんだろうとか思っていたけど、ここで漸くわかった。
パーティーというか会合に近いもので、この人達は自然保護団体みたいなものらしい。この地域だけの活動のようで、橋を建てて鳥のすみかを奪うな!ということがとりあえずの目標らしい。あとは別の会合も混ざっているらしく、アボリジニーの生活をサポートするというのもあるようだし、木を守るという活動もやっているらしい。
パーティーは基本的にみんながそれぞれ料理や飲み物を持ち込む。もちろん自分もチキンやいろいろな物まで食べさせてもらってお腹いっぱい。当然だけど無料。助かったなぁ。サンドイッチが多すぎたけど、あの持ち帰ったのは捨てちゃうのかなー勿体ないな。
その食事が終わるとミーティングに入る。が自分には話が早すぎるのもあるし、専門的な言葉が出てくるのでもっとわからない。ということでチンプンカンプンだった。みんなオゥーとか言ったり笑ったりしていたけど、足下で寝ているポピーと同じで自分には子守歌にしか聞こえなかった。眠いのなんのって…。
それが30分程度で終わりお開きになる。自分は紅茶を飲んで何人かと話をしたりして、帰る人には挨拶をしたりした。
そしていよいよ自分たちも帰る頃になる。帰るときにマリアンが「ビーチに行く?」というから『ぜひ』といって連れて行ったもらった。途中アルコールの検問もやっていた。スクールホリデーということで飲酒をしている学生を対象にしているらしく自分たちは何も言われずそのまま通過できた。
その後ビーチをみるも、すごい。あーオーストラリアって感じがした。また写真は後で。
そしてビーチも少し歩いてから帰路につくも眠かった。マリアンも何度もあくびをしていたし二人で疲れてしまったようだ。明日もこの宿で泊まる。ここ二週間土日に動いていいことはほとんどなかったので、できる限り動きたくない。ということで食べ物を保管するためにどうしても冷蔵庫が必要なので、今回はトータルで3泊キャラバンでの生活になるが、まあいいよ。
35ドルなら言うほど高いわけでもないし。
戻ってからはご飯を炊いてこうしてます。今はチキンを焼いてみそ汁とレタスとチキンとご飯とオレンジをいただきます。
しかし今テレビを見ているけど、このミスタービーンのローワンアトキンソンのドラマってなんていうんだろう。日本ではDVD化されてないよね。なかなか面白くて気に入った。
回転寿司で女性に「寿司が好き?」というところがあって、実は割り出しの使い方とかわからないんだよ。それで日本酒が出てきて(寿司に日本酒か…回転寿司ではなんだかな気はするけど。)それでカンパイって女性が日本語で言うのね、するとローワンアトキンソンの方が日本語でよく聞き取れなかったんだけど「なんとかのチンチンがつきますよーに」みたいに日本語で話して大爆笑。予想外なところで日本語が聞けたので、いつも以上にうけてしまった。
もちろん普通のドラマではなく、基本的にはコメディーで、ボケをローワンがやるんだけど、面白いよ。というか落ちは見えるんだけどね、Jon....... ENGLISHとかいうやつなんだよな。スパイ物のドラマかな。映画なのかな。いいなーこれ。日本でも探してみようっと。
これだけどわかった。映画だった。JOHNNY ENGLISHって映画だ。日本で探してみようっと。
2005年11月27日(日曜日) 17時30分53秒

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