10/31 Penongで初めてキャラバンに泊まる。自分はチャリダーには不向き
さて到着後から新しくして書く。Penongは今までの町とはかなり異なる。学校があるぐらいなので小さな町と言ってもいいレベルになる。インフラはもちろん電気・電話はもう届いているが、水道はないようだ。ウォータータンクが各家にあるのですべて雨水での生活をしているものと思われる。
到着するとこの町はロードハウスにすべてがあるわけではなく他の町と同様に別にモーテルやキャラバンパークがあるので、真っ先にキャラバンパークに行く。
Penongのキャラバンパークは少しだけ道から外れたところにあり、看板があるので向かっていけばわかる。オフィスに着くと、ベルを押して受け付けの人が出てくる。「How are you doing?」と聞かれるも言葉じゃあ言えないよって感じの顔をしていたら「暑かったのね」だって。。。ばれたか。
さてそのあと受付の話になる。「何か部屋はないの?ユニットとか」と聞いてみるとオンサイドバンがあるよという。『料理ができて冷蔵庫があって、ベッドがあって、エアコンがあるわ、それで33ドル』と言われて、エアコンに33ドル出した。そのぐらい暑い。というか36.5度って体温と同じだ。本当に死ぬほど暑い。
初めてのキャラバンなので楽しみだったのもあった。支払いはカードで!とするもうまいこと認識しないらしく現金で支払うよというも、ちょっと不安。だって何度も機械に通してたからね。。まあサインしてないから何かあとで請求されたら『サインしたものがあるんなら払うが無いんなら払わん』と言えばいいだけなので必要以上に気にするのはやめる。サインがすべての証明だからね。もちろん使ったものはすべて自分の場合は把握しているし、レシートもくれなくてもカード払いの時はすべて請求して出してもらっている。
現金の場合は別に要らないけどさ、カード払いは後々何かあると面倒だからきっちりしてある。
それでバンについて開けるも、ちょっと感動する。ベッドが計4つある。一つがシングルサイズで後は小さいベッドだ。住もうと思えば一家5人では暮らせないこともない感じだ。
冷蔵庫の他にソファー・テーブル・テレビ・電子レンジ・オーブン(使ってはいけないらしい)・ガスコンロ・エアコン・その他調理器具と電子ポットとトースターがある。
マジですごい。いやいやこれで33ドルならぜんぜんいいよって思ってしまった。しかし最大の欠点は電話だ。ネットができないのであれば自分にとっては長く滞在することはできない。これで無線LAN付きならマジで2週間は滞在する。でもね、オーストラリアはネット後進国なのでほとんどそれはこの先も期待できないような気がするけどね。。。でも見つかったなら滞在すると思うよ。
でもね、オージーの適当さがここではハッキリした。というのもエアコンをさすコンセントの部分までにコードの長さが足りないのだ。だからオフィスに行って、コードが短くて届かないよと言うとすぐにわかったらしく「延長コードがほしいのね」と言われる。日本では考えられない。そもそも届かないってことがないわけだが、もしそうなら延長コードは明らかにおいておく。でもこの国ではそれがゴメンゴメンで済んでしまう。スゲー国だ。
バッパーも確かに悪くはない。人とも知り合えるし、ちょっとした物はタダ食べてもいい。でももう少し一人暮らしに近い方が良いのであればバンでの生活は十分考えても良いと思えるぐらいの質の高さがある。でもこの前まではほぼ40ドルぐらいだったから、ここが33ドルと少し安いだけなんだけどね。45ドルでは一週間の滞在がせいぜいだろうし、そこまで行くとバッパーの方が質などから言ってもいいような気がする。
こういうとまずいかもしれないけど、キャンバルダのユニットよりかはここのバンの方が数倍快適だ。広いし何でも自由に使えるからね。
更にいいのがPenongのキャラバンパークはなんと洗濯機が無料!!!!スゲー。というか自分の場合、靴下とかちょっとしたものだけなので手洗いでほとんどが済むが、脱水機だけが使いたい。それだけに無料ってのはでかいね。NECの二層の洗濯機が一個おいてあるだけだけど清潔だしいいです。決して汚いってことはないです。
荷物を置いてからは、まず少しだけ離れた所のスタンドに言ってコーラ1.25L $3.90と牛乳1L $3.15を買う。も隣がスーパーだと出てから気がつく…。電話をしてコーラは一気に1.25L飲む…こんな旅だから許されるのであって普段したら高血糖で病気になるね、でもチャリに乗っていると「次の町でコーラが飲めるぞ、あと20キロだ。」とか思いこんでいるから飲まないという選択はない。
電話後にスーパーに入ってみるとかなりマシなほどの物は手にはいるようになった。が!今は荷物が増えるだけなのでほとんど買わない。でもクッキーとか少しだけやすかったので買う。ポテチが一回り大きくて2.20ドル、クッキーが3.2ドルか。もっと大きな町に行けばまだまだ安く買えるので買い込むほどの安さはない。
でも野菜とか果物も手にはいるようになるから大きいけどねー。難しいところだよ。インスタント麺が安いところなら一袋65セントとかもっと安く買えるのにここが1.35ドルだったからね。でもナラボーのBorder Villageでは2.95ドルで売ってたから異常な高さがわかるよね。感覚の麻痺があるのでたくさん買いすぎない方が良いよ。安くはなったけどまだまだ高いから。
それでキャラバンパークに戻り、シャワーを浴びて、靴下とかその他少し洗濯機で洗ってそれを外に干す。15時から干したが16時半
には乾く。乾燥+高温はほぼ乾燥機みたいなものなんだよね。濡れた衣類にはハエが山のように付く。水を吸っているのだ。これが嫌ならオーストラリアには来ない方が良いよ。ハエが嫌なら絶対にやめた方が良い。もうハエが顔に30匹ぐらいついても何とも感じなくなっている自分が怖いぐらい慣れたけどね。
あとはエアコンの効いた部屋でこうしてまとめている。明日はこの町を出て最後の町であるセデューナに向かう。いよいよナラボーも終わりだ。
さてそろそろ18時なのでもう少しスーパーで何か買ってくる。戻ったら不向きな理由をまとめておきたいと思う。根本的にチャリダーと自分は異なりすぎる。シドニーまで行ったらどう過ごそうか実は考え直しつつある。わからないけどね。というか体力をつけたいというのもあるので続けたい気持ちもあるし。
もう少し考えるけどとりあえず根本的に好きな人たちと自分は違うというところを書く。
2005年10月31日(月曜日) 17時23分7秒
さて戻って夕食を終えた。今夜はまたハンバーガー…。スーパーは17時半で閉まっていたので、ロードハウスで食うしかないからね。でもその時に思ったんだけど、本当にすべてで10分足らずだと思うけど、シャワーを浴びてから外にいたけど、日焼けしたらしい。顔も少し熱いし、手も少し赤いので確実に日焼けだろうな。
オーストラリアで日焼けしないってことは無理なのかもしれない。少なくとも自転車に乗って焼けないようにするってのほぼ不可能だね。汗はかくからどうしても落ちてしまうしこまめに塗ってもどうしても薄くなっている時間ができてしまうので、日焼けしないってのは難しい気がするよ。もちろん全くしないのと少しでも塗るのでは違うけど…。
しかし顔は少しは日焼け止めが残っていたと思うからそんなでもないとしても、手は結構来たな。。。。自分の場合元々肌が白いので、すぐに赤くなってしまう。。あーやっちまった。これから更に気をつけようっと。ナラボーもほぼ終わりだし。
バーガーを食べているときに天気予報を観たけど、明日も36度って…ついでにシャワー&雷ありで北東の風だって。おいおい明日は休みにしたいのか?という感じだけど、その翌日も雨らしいので難しいところだね。風さえ良ければあと2時間足らずで着くのに。明日は明日で考えるか。
それでなぜ自分がチャリダーに不向きなのかというとだ。このPenongの洗濯室にはビジターズブックがおいてある。日本人も何人かあった。みんなほとんどが西から東に走っているようで、「後もう少しだ」とか書いてある。
でも多くの人が書いてあるのが『ナラボー平原の広さに感動した』ということが良く書かれている。これはノースマンのところでもよく見た。ハッキリ言うが自分には全く理解できない。広さに感動するどころか、広すぎて呆れ返ったぐらいだ。そのぐらい広い。
根本的に彼らは大きさを楽しみながら走っている。自分は横断はしたいからそのために嫌だけど走っているという感じで景色も楽しまなかったし、ただただ走った。クリフも見に行かなかったし、ただ走っただけだった。
そう、根本的に違うんだよ。自転車で旅をすることが好きな人は、自動車では味わえない景色などを楽しんで走る。そして人と出会い、経験して楽しむんだ。でも自分はそもそもが違うんだ。"ただ横断してみたい、一生に一度はほとんどの人がしないバカなことをしてみたい"という理由だけだ。だから旅をしたい人と、ただ横断したい自分には大きな差がある気がした。
もちろんすべてが楽しくないとは言わないんだけど、楽しんでいる人がとてもうらやましく思う。たぶんこの差は経験の差だろうね。自分にはゆとりがない走りなんだ。それは精神的にもピリピリしやすくなるし、とにかく次の町に着かないと不安で仕方ない。もちろん不安で仕方ない理由には食料も水も減らしてギリギリで走りきってしまおうという走り方にも原因がある。
だからパンクは今のところ一度しただけだけど、もし途中でしたら一気に絶望になる可能性がある。経験不足からなんだろうね。
1月に走る人は自分には絶対にできないが、彼らはきっと45度の灼熱で走る経験を楽しみたくて挑戦する人も中にはいると思う。そう、だから楽しむために行くんだ。自分は違う嫌だけど目標を達成するために走る。だから何も楽しくないんだ。
こういう旅の仕方は間違っているよね。ある程度町の間隔が狭くなれば変わっていくとは思うけど、経験不足ってのは楽しめるか楽しめないかの差になるような気がしてる。もちろんなんだけど人それぞれというのもあるだろうけどね。プラス思考な人とそうでない人でも違うだろうし。
でも正直自分は旅をするのが怖くなりつつある。今日もだけど水が無くなって死ぬかと思った。本当に死ぬと思うときは、本気で怖い。笑って死ねるわけがない。本当にこれは死ぬかもと思うときってのは冗談や愚痴の世界ではない。本気で死を覚悟する。でも人は生きる選択しかできないんだよ。喉が渇いて水が無くても次の町まで走ろうとするのが人なんだよ。そこで止まって死を待つ人はいない。この恐怖は経験しないと絶対にわからないと思う。頭では当たり前だと思うだろうけど、体がその道を選択するほど追い込まれると、過去に味わったことのない恐怖と緊迫感が出てくる。これは味わってはいけない恐怖なんだ。
マジで怖いよー死ぬってこえー。バーンと死んでしまうならいいんだ。このね、死ぬかもっていう恐怖がたまらなく怖い。10分後どうなっているのかという、病気とは違うまた緊迫感。。。こわいー!こんな経験したらアカン。。。ぜんぜん自慢で書いているわけじゃないから。
自分がヤバイと思うときはmp3プレーヤーは取り外してただただ走る。なので集中というか気持ちが全く違うのはすぐにわかる。
そういう事ではダメだよね。。。でもなぜか70kmとかみてしまうと余裕になってしまい、軽視してしまう。根本的にすべてがダメダメなんだよね。自信も無くすよ。。。
自分は決して人に何かを言えるようなことはしてないし、だから偉そうに何かを書く気もない。ただ自分がしてみたかったことをしているだけ。でもさ、やっぱりこの世界にはこの世界のすごい人たちがゴロゴロといる。自分なんて素人もいいど素人だ。更に水不足を既に三回も経験してる。。。一歩間違っていたら本当にあの世に行っていた。
なんていうか迷惑なことをやってんのかなって気にもなるね。もちろんさ、今まですべてにおいて運がよかったからこうしていられる。今日も農場があるこの町の間だったから、水も手に入った。他の区間で水が無くなったら本当にシャレにならなかった。幸運の持ち主かなとは感じるほど幸運は続いてる。でもこれがそうでなかったら、家族や知人やオーストラリアのいろいろな人に迷惑をかけたわけだ。自分もポックリ死ぬなら良いけど、一歩間違って障害者になっていたらもっと大変なことになる。
もっと自己責任でやっているという事を認識する必要があるし、旅も急ぎではないのだからもっと楽しむことが大事なのだ。でもできてないからさ、やっぱり自分は向いてないのかなって気にもなる。凹みまくるね。
自転車に乗ることは嫌いではない。嫌いになっている理由は無理しているから嫌いになっているだけだ。そう思うともっとペースを落として走りたいものだ。。
あーあー何から何まで素人なのかな。。。。でも旅ももう半分以上終わったからな。ペースをそろそろ落としてもいい頃だろうけどね。本当にでも自分の旅ってなんなんだろうってよく思うよ。二度はやりたくないってのは変わりない。でも今の旅はもっと楽しみたい。どうしたらいいんだろうか。。。レベルに合わせてやっていくしかないね。今のところずーっと無理の連続だったから。
半分無理したおかげで達成のめどはたった。これからはもっと楽しみたい。チャリダーに不向きであってもいいから、自分の旅を楽しみたいね。そうしていこうっと。
2005年10月31日(月曜日) 18時52分20秒

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