2005年5月29日

外貨取引と景気など...

外貨取引で、少しでも為替リスクを減らすように先行投資っていうか利益を取っていく方向でやっている。

もちろん金利が高い豪ドルは魅力はとてもある。少なくとも年内一杯についてはまだ安定していると思うね。

しかし先行きがそんなに明るいかは、どうだろうか。これは世界的に言えるが、景気減速が世界規模で見られている気がする。そんな中でもまだ米国が強いだけでお金が流れているが、これも微妙なところだろう。

お金の行き所が無くなれば、最後は需要が必ずある原油に飛ぶのではないかと思う。なので原油は需要と供給にかまわず、値が上がり続ける…そう読んでいる。

オーストラリア経済をうらなう上で重要なのは中国だろう。中国が世界の工場として動かなくなれば、オーストラリア経済への打撃は半端ではない。しかし、インドや東南アジアなど転々とはしていくだろうから、資源国というのはやはり強い。

オーストラリア経済のバブル崩壊はないのか…。仮にあっても日本ほどの物は世界的にないだろうというのが個人的な見方。つまりバブルという日本のバブルみたいなものは二度と無いのではないだろうか。やはり、自分がいろいろと見た中で、明らかにまずい舵取りしちゃってるよね…という点は多い。きちんとコントロールしていればここまでの減速はなかったし、何よりあそこまで膨らみもしなかったと思う。

国も含めて浮かれてたんだよそう思うね。

他の国のバブル崩壊なんかどうだっていいわけだ。自分が大事なのは、円と豪ドルの力関係だけ。ただ為替は双方の国の要因だけでは変動しない。お金の流れであるので、米国が景気が良ければ豪ドルは安くなるが円も安くなるのでトントンになってしまう。

ただ確実なのは日本の景気が良くなれば円は強くなる。しかし最近の指標と変動を見ていると、それすらも完全に無視されているんだけどね…。たぶん金利があまりに低すぎることや、国としての信用が低いこともあるのだろう。つまり本当に日本経済は底を打ったの?って。

やはり自分が行くときは実際安くても70円台で買えるかは微妙だと覚悟している。なので先行して何もしないよりマシだと思っていろいろとやっちゃっているわけだが…。さてどうなることやら。


経済を立て直すのにはいろいろな意見があるし、絶対的な物はないんだろう。自分も別に大学で経済学とか専攻したわけではないし、あくまで投資家としての知識なのでプロの方々に比べれば、毛が生え始めた程度なのだが、いろいろと思う。

今の方針は簡単に言えば、立て直すために少しでも景気が上向きに見られるうちに増税して、支出のバランスをきちんと立て直しましょう!ということに見える。

確かにこの考えは自分は基本的に賛成なのだが、増税がどうにも納得できない。納税者であることももちろんなのだが、今増税したところで貧富の差が広がるだけで、根本的な解決はならないし、全体的な個人消費が更に低迷してしまうと思う。

何より国民が納得した形をもう少し作り、それを明確にしやらないとまずいと思う。

今、景気が良いのはリストラなどで企業の収益が改善しただけだ。ついでに企業はバブルでびびった状態でそのお金を持て余している。国民も貯金、企業も貯金ではお金が動かないじゃん!というか日本の銀行を含めて、きちんと伸びる分野にもお金を出せてないからね。外資にそこは持って行かれているし、へたれすぎる経営者がおおすぎなのでは?もちろんそうではない企業もたくさんあるんだけどね。自分はそういう率先した企業の製品を中心に買うことに決めている。


更に税収が落ち込む中で、国債の発行額は年々増えている。2008年には100兆円以上の国債の償還日がある。これをさばけれれば日本は問題ないだろうが、本当にさばけるのだろうか。財務省では海外に売り出そうと必死だが、海外の投資家であっても、一つ言えることは「利益を出すために購入する」わけである。つまり損をする物など買うバカはいるわけがない。

ということは日本の経済が大丈夫ですよ!投資として買っていただいても安心できますよ!ということを証明する必要がある。こういうプロセスで立て直すとかね。しかし増税をまだまだするといって海外の投資家からも「日本国民は増税に本当に耐えられるの?」という声は聞こえてくる。

正直、売りさばけない気がする。引き受けがない場合は、金利が上昇するのだろう。金利が上昇すれば、日本は国債で成り立っているのだから、国は何兆円、何十兆円という追加の利子を支払わなければならない、払えないとなれば更にみんな国債を要らなくなる、金利は更に上昇する、、国債の暴落というやつである。

これはなんとしても避けたいと必死だが、ここまでバランスの崩れた国家が破綻しないとはとてもじゃないが思えない。破綻は確実にする!個人的にはそう思っているし、マスコミやそんなのはほとんど当てにしないが、こればかりは自分の考えでも結論はそうなってしまう。

何より増税というがカット出来る場所はいくらでもある。公務員をクビにして失業率を上げるのがそんなにイヤなのか?それともおいしい汁は確保したいのか。たぶんそんな国家だからすべてにおいてダメなんだ。

それもあって自分は今の時期に海外に行く。いつまでも同じ生活を出来るほど時間は残されていないと感じるからだ。


もし国債が暴落したら…。

よくハイパーインフレが起きるというが、ハイパーインフレは起きないだろ、何より物がないのであれば起きるだろうが、物がこれだけあふれている国でハイパーインフレなど起きない。それこそ米中の戦争でも起きれば、輸入貨物が減るから食料だけは急激な高騰をするだろうが、基本的にはあり得ない。価格は需要と供給で決まる。戦後の物のない時代ならまだしも、そう簡単に現代ではハイパーインフレなど起きるわけがない。

仮に明日から服が半年間なくなりますよ!と言われても買い漁る人は少ないだろ。家にみんな捨てたくて仕方ないほど服なんてあるだろうし。一部の人はともかく、全員がどうしても買っておかなくては!!とで思わない限りには絶対にない。食料も輸入され続けるし、問題ないだろう。

確かに緊縮財政+大増税という手法もあるが、日本国民は耐えられるのかね…。まあ何も言わずに従う国民だから、どうかな。世代間によってかなり差が開き持ちこたえられない現役世代からつぶれそうだけど。年寄りはノホホーンと生きられるんだろう。

個人的にはインフレ信者ってやつかもしれない。インフレを起こせば簡単に解決する!それは事実だ。国債の9割以上は日本国民が買っている。それであればインフレさえ起こせば、簡単に目減りさせられる。ただし、様々な価値が下がる。

例えば年金。将来年間に200万円もらう人であっても、お菓子が1万円では生活できなくなる。借金をしている人は逆にいいよね、返済すべき額が100万円でもインフレで月収が100万円になればすぐに返済できる。

しかし貯金をしている人は大変だ。貯金が勝手に使わないのに目減りしてしまう。

なのでバブルにさせないためとか、損をしないために変動を補償するなどいろいろと方法はあると思うし、コントロールしてインフレを起こせば問題ないだろう。

ただそのインフレが起こせるかのほうが難しいだろうしね。


いろいろな意見があるし、少なくとも自分は閣僚に入って、指揮を執ることは100%ないので好き勝手に、かなり手抜きで書いているけど、個人的にはだいたいそんな感じで考えている。

唯一言えるのは

郵政民営化だけでこんなに時間がかかるんなら、すべてのことをやり終える前に国家が消滅するよ。

それだけ。

さて自分の予想が当たるか、外れるか、見物だね。

自分はインフレが起きてもいいよ、どうせ今回の旅行でかなり豪快にお金は使い果たすし、どうせ1から働いて貯め直さなきゃあ行けなくなるんならパーッと今までの労働の結晶を無駄なく自分のために使うよ。