2005年5月28日

メルボルン事件をどう思うか

個人的な意見としてまとめる。

このニュースはテレビでも見ていたし、オーストラリアに行くと思うと少しは考えさせられる。自分がそうなったらどうしようかとか。

この事件に関してはえん罪だったのか、それとも本当だったのかは不明だ。事実は知らない。

ただもし!もし自分が覚醒剤や麻薬を持ち込ませようとしたとき、全く信用のできない人間に預けたりするだろうかと思う。決して物自体は安くはないしリスクはある。普通はある程度、成功報酬をということで、持たせると思う。全く知らない他人にそうするか…不明だ。

確かに日本人は入国が容易である世界でも恵まれた国民というのはわかる。だから日本人に持たせた!…しかしどうなんだろうか。そんなことがあるのか自分はわからない。

だってすべてにおいて不自然ではないか。では仮に麻薬がばれずに通過出来たとしよう。その後それはどうするんだ?あるところから男が出てきて、荷物を開けろと脅すのか?もしそれで荷物を取られたなんて警察に通報されたら、その組織にとってはリスクが更に高いのではないだろうか?

あと観光客の日本人がどこに行くのか、見失わないためには空港からつけていかなければならないだろう。そんな手間をかけた方法を本当にするのか?すべてにおいておいしくない、非常に効率の悪い手段としか思えない。

何よりもしだ、もしどこかで明けられてばれでもしたら、廃棄されるリスクも高い。わざわざ名乗り出る事よりもトイレかどこかで流してしまった方が手っ取り早いだろう。そんなことをされれば尚更、13キロのヘロインを無駄になる気がする。

日本人という同じ民族だからこそ、過剰な感情移入があるというのは理解できる。でも自分はどう考えても、本当にそんなことをする可能性があるのかと思う。何より知らない人に持たせるなんて手法があるのなら、もっと逮捕者が世界中に居てもいいだろう。(ただし、荷物が重さの関係で持って通過してほしいとか頼まれて、断らずに通過して中が麻薬だったという話は除く)

基本的に麻薬は所持だけで重罪と見なされる国が多い。日本は軽すぎる方だと思う。やはり持っていた以上どうにもならないのではないか?という気がする。

しかしえん罪であれば、最も主犯格だったのは、ガイドなんだろうな。そういう点ではえん罪だったのかもしれない。主犯格だけは怪しそうなのでその他の人は巻き込まれ、ガイド+主犯格日本人?が悪く、他はえん罪だったとも言えるだろう。

どっちにしても自分は本当の真相は知らないし、わからないものはわからないと書かせてもらう。日本人だからどうのという感情はよくないと思うし、偏って事実が見えなくなるのも好きではない。

でも一つ言えるのは、麻薬は持っている段階でアウトなのだ。どんな理由を付けようが持っていた事実が事実である以上、仕方のないことのような気がする。

ただガイドも刑務所に居るんならほぼそいつが仕込んだことなんだろうが、ガイドと日本人の繋がりが普通は無いと簡単には成り立たないわけだから、ガイド+日本人一人?でやったんだろうな。


自分がこうされたらどうすればいいのか。そう考えることはある。

何より入国審査や税関は必ず通過せざる得ない所だ。どうするべきか!わからないことはわからないというのが大事だと思う。特に自分なんて荷物が多いだけにいろいろと聞かれるリスクも高い。理解も出来てないのにハイハイと答えるのは良くない。きちんと下手な英語でもJapanese speaker staff pleaseぐらいは言うべきだと思っている。

日本人はわからないことをわからないといえない所がある。日本語を公用語とする日本人が英語が話せなくて、なにがおかしいんだ?と自分は思う。特にそういう大事な場面ではなおのこと話せないこと恥を感じて、何とかしようなんてすれば結果的にとんでもないことになる気がする。なので自分は仮に理解が半分以上出来ていたとしても100%の理解が出来なければYesとは言わない。

更に書面でのサインなど、日本人は平気でしてしまうが、その一筆の重さは人生を変えることすらあるわけだから、安易に理解せずすべきではないだろう。なのでわからないとだけ主張すればいい話で、下手なことは絶対に言うべきではないし、サインもすべきでない。

自分は交渉ごとはとても得意なので、どうすれば勝てるかということを徹底的に考えることは多々ある。なので不利であればどうすることが後々選択としてカードを残せるかという事を頭に入れると思う。

何でもそうだが、物事はカードが多い方が有利である。カードを作ることも残すことも大事であり、その場だけの感情や焦りで判断すべきではない。もし焦っていると感じたのなら何もしないことが最も得策であると自分は思う。そんな自分は戦争シミュレーションやシム系のゲーム大好きなタイプ(笑)。戦略を立てるということがとても好き。


もし同じケースにあったらどうするか!?。

まずないと思っているので…。100%あり得ないし。

なぜ断言できるか!東南アジア経由でオーストラリアに渡る日本人の人数は年間にすれば数十万人はいるだろう。渡豪する人なら数百万人はいるのではないだろうか。毎年これだけの人が渡る中で、過去にえん罪が一件だけの例であれば確率からして当たるほうが奇跡である。なのであり得ない。

何より自分の場合はインドネシア経由になると思うが、現地はあくまで乗り換えだけで入国は行きも帰りもする予定なし。なのでそんなことはあり得ないと思っている。もし仮に荷物に詰められていたとしよう!何度も書くが、もし入れたのなら、どこかで受け取る必要がある。

いきなり男達が来たら、自分は警察に通報するし、何より空港で自転車を組まないと行けないので、大声でも出せば一発でばれる。堂々と自分を殺して奪ってまで運ばせるとは思えない。更にダンボールで運ぶわけだから、仮に穴でも開けられれば、入国する前にばれるのは確実だし、ダンボールでは加工はできない。

自分をわざわざオーストラリアで陥れたい者がいるのなら別だが、なんのメリットがあるのだと思う。別に大金持ちでもないし、政治や経済に何か影響力を持つわけでもない、普通の日本人を陥れたところで何もメリットはない。

そもそも運び屋である以上、ばれては困るから隠して持たせるわけだから、穴が空いていたり開封されれば、すぐにばれてしまうしそんなことをする可能性は限りなく低いだろう。

もちろんだが、開封されてもわかるように自分は封印はする。ダンボールを少しでも明けられれば後でわかるようにはしておく。しかし意図的に明けられる場合は検査か何か理由があって空いてしまったときだけで、基本的には考えづらいのは変わりない。

でももしも、入っていたらどうするんだろうね。状況にもよるけど、自首するほうが得策かもしれないね。まあゴミ箱に捨てちゃうのもいいだろうけど。でもそういう人に麻薬を持たせるわけがないよ、はっきり言って。目的が運ばせるである以上、そんな無用なリスクはかけないというのが普通である。

なのでやっぱりないよ。


もし!仮に同じ状況なら、話せないのだから何も言わずに紙だけで英文を書く。自分ならね。信用できない通訳なんか通さず、自分を信用してやるね。聞き取れないからすべて紙で書いてほしいと言えば、辞書ぐらい与えられるだろうし、そうしなければ答えないというね。そうすれば紙は証拠として残る。声は残らずとも、紙は絶対に残せる。

あと自分の場合は、警戒心が高いのでほとんど平気で無視しちゃうので、荷物なんか持ってほしいなんて言われても、無視!。冷たいかもしれないが、自分のことで精一杯だし、関わりたくない。過去いろいろとあったけど現地でもあまり関わらないね。何があるかわからないし…。そんな中でも救われた事もあるから、警戒もほどほどだね。

特に人から物をもらう時は警戒すべきであとはいいかもね。食事をおごるよとかね、食べなよとかね、他にはー日本語で話してくる外人はあまりいいイメージがないかな。明らかに日本人だと気がついて話しかけられる場合は!、会話の中で「へー日本人なんだ。知っている日本語は...」という感じで話す分には問題ないけど、いきなり話しかけるのはだいたいろくなのがいない。


ということで自分はどっちだと思うとは決めつけられない。

決めつけられないが、かといって過剰に恐れるのも良くないし、偏るのは良くないだろう。何より確実にえん罪だろ!と言えるとも思えない。

いい大人がパスポートも預かってもらっていて、旅行の内容も知らず、鞄が盗まれて警察に被害届すら出さなかった(普通は保険で必要だから必ずしなければならないわけだが)、ヘロインが入っているのにもかかわらず何も疑わなかった。重さもだが、普通なら何が入っているか?何がないかなど普通は見るし、何より中身はあるのに鞄だけが変わったのなら不自然である。何より13kgって自転車一台と同じ重さだからね…知らないとは言えないよね。。。。あと出国で良く捕まらなかったね…この辺もヘンな気がするし、荷物も全部やってもらったから知らない!とはいっても、マレーシア国内で気がついて何かあればわかるけど、そこまで気がつかないってのも…。

なので、確実にえん罪とも言えないんだよね。あとマスコミなどで「何もしてない!」というのが先行しているが現に所持していたのは、何もしていないとは言えないだろ。微妙なところだが、5人すべてがえん罪だとは思えない。ただ一部はえん罪の人もいたと思うが、所持しただけでも基本的には捕まるし、全く知らない人に持たせるということは考えづらいので何とも言えない。事実は自分にはわからない。


ただ思うのは日本人は流されやすい民族である。すべてのムードがえん罪というのは、事実を見えなくするだけだ。事実がえん罪であってもムードで事実というものを無視した感情論だけが先行するのは良くないと思う。

問題点とは一度感情を捨て、彼らに本当に過失がなかったのか?と洗いざらいする必要があると思う。はなっから日本人は悪いことはしない!みたいな風潮で、無実の立証を!みたいな言うけど、本当に無実なのかどうかは少なくとも自分は知らないし軽々しく言うべきではないと思う。

なので自分はわからないが結論。応援もできないし、かといって否定もできない。どちらでもない。適正な裁判が行われなかった=えん罪とはいえないのではないかと思うしね。何より盗難事件もウソだとか言われたらしいが、本来盗難届を出していれば証明できたわけだ。そういう過失はどうなのだ?と思うし、任せっきりであったのはすべてにおいて責任を問わなくていいわけではないだろう。いい大人なのだから。

しかし過剰に恐れる必要はないと思うし、一度の事件が自分にかかる確率は極めて低いし、何とも思わない。ただ自分ならもし同じ状況であっても、確実に同じ手段は執らなかったと言えるし、考えさせられる良い機会でもあったと思う。

でもたぶん一部は意識もなく利用されたとは思う。それは何とも言えない気持ちになるけど、それこそ流行ではないが、大人なんだからきちんと手順を踏んでおくべきで自己責任かなと…。流されっぱなしの任せっぱなしという事が、こうなってしまったという気がする。

やはりカードになるものは多く持っていたほうが、後々自分を救うね。そう思った。

でももし見つかったらどうすればいいのかね、空いていて中にこんな物が入っていたよ!というのと、税関で気がついて「これはなんだね!」なんて言われるのでは罪は随分と違うだろうしね。しかし他の外国人が別の国で行ったケースもそうだけど基本的にばれたときに「はい、私が運びました」というやつはいないわな。。。あとはそれがどれだけ証拠として否定できるであって、不利だよね。

でも何より何かの接点がない限りには、全く知らない人の荷物に麻薬を入れるわけがないからね。余計な人には関わらないことや、もし荷物に不自然さがあれば早めに自首する事などだろうね…。それしかないよね。自ら提出するのは、通関させようとする意思が薄かったと見られるだろうし。

難しい。でもこんなことはないよ、ヘンなのと関わらなきゃあ。もしこんなことばかりに観光客が利用されているのなら、世界中どこの国にもみんな行かないよ。

p.s.

でもさ、やっぱり自転車持って入国してわざわざ運び屋にはされんだろ。何より自転車ってだけでオーストラリアは(土が付いているかの)検査対象になるし。というか目立ちすぎるでしょ、ほとんどの人はチャリなんか持って飛行機乗らないし。

もし運ぶなら普通の旅行客を装うよ。

きっと、「おぅガンバレよ」ぐらいで税関は通過できると信じてる。ちなみに自分は何しにきたって聞かれたら、自転車でシドニーまで行くんだって言う予定。それが事実だしね。

何より運び屋なんてやってたかだか仮に数百万円とかもらったとしても、20年捨てるリスクよりかはマシだ。20年あれば数千万円は働けば軽く稼げるよ、楽して稼ぎたいとは思わないしね。